コーヒーを楽しもう入門編

初心者向け|コーヒーの味と風味がわかる!基本と産地別・銘柄の特徴まとめ

「コーヒーはどれも苦くて同じ味」と思っていませんか?

実はコーヒーは、産地や品種によって香りも味もまったく違う、とても奥深い飲み物です。
この記事では、これからコーヒーを楽しみたい人や、飲み始めたばかりの方に向けて、風味の基本知識と、産地&代表的な銘柄(豆の名前)をわかりやすく解説します。


目次

◆ そもそも「味」と「風味」の違いって?

  • 味(Taste):舌で感じる酸味・甘味・苦味などの基本的な味覚。

  • 風味(Flavor):味に加えて、香り・コク・後味などを含めた総合的な印象

  • ☕ 例:エチオピアの浅煎りは「レモンティーのような風味」、インドネシアの深煎りは「土っぽいチョコレートのような味」と表現されます。

◆ コーヒーの味を構成する5つの要素

要素 内容とイメージ
酸味 レモンやベリーのような爽やかさ(浅煎りでよく感じる)
甘味 自然な甘さ(キャラメル、熟した果実のよう)
苦味 チョコやロースト感のある深み(深煎りで強調)
コク(ボディ) 口当たりの厚み・重さ(軽やか~しっかり系まで)
香り(アロマ) 花、果実、ナッツ、スパイスなど多彩な香り

◆ 【産地&銘柄別】コーヒーの風味と特徴まとめ

初心者にもおすすめしやすい代表的な「産地」と「銘柄(ブランド名や品種)」をセットでご紹介します。


🌸 エチオピア(アフリカ)

  • 特徴:華やかでフルーティー。紅茶のような軽やかさ。

  • 主な風味:ジャスミン、ベリー、シトラス、白ワインのような酸味

  • 代表的な銘柄

    • イルガチェフェ(Yirgacheffe):花のような香りと明るい酸味で有名

    • シダモ(Sidamo):甘さとフルーツ感がバランスよく、初心者向け

    • ☕ 甘くて香りが良く、浅煎りで飲むとその魅力が最大限に感じられます。


🍇 ケニア(アフリカ)

  • 特徴:ジューシーな酸味としっかりしたボディ。ワインのような風味。

  • 主な風味:カシス、ブラックベリー、赤ワイン、トマト感

  • 代表的な銘柄

    • ケニアAA:粒が大きく、風味のバランスが取れている

    • ニエリ(Nyeri):ケニアの高品質産地。果実味がとても強い

    • ☕ フルーツのような酸味が好きな人におすすめ。冷めてもおいしい。


🍎 コロンビア(南米)

  • 特徴:甘さ、酸味、苦味のバランスが良い。クセが少なく飲みやすい。

  • 主な風味:りんご、ナッツ、キャラメル、カカオ

  • 代表的な銘柄

    • スプレモ(Supremo):粒が大きく、味のバランスが良い

    • ナリーニョ(Nariño):高地で育ち、明るくクリーンな味わい

    • ☕ 初心者でも親しみやすく、毎日飲んでも飽きにくい万能型。


🌰 ブラジル(南米)

  • 特徴:苦味と甘みのバランスが良く、まろやかでコクがある。

  • 主な風味:ミルクチョコレート、ナッツ、キャラメル、焼きパン

  • 代表的な銘柄

    • サントスNo.2(Santos No.2):ブラジル定番の輸出用豆

    • ブルボン(Bourbon):甘みがあり、質感がまろやか

    • ☕ カフェオレやアイスコーヒーにも合う味。深煎りでも◎。


🪵 インドネシア(アジア)

  • 特徴:土っぽさやスパイシーさがあり、深い苦味と重厚感が魅力。

  • 主な風味:ハーブ、杉の木、ダークチョコ、シナモン

  • 代表的な銘柄

    • マンデリン(Mandheling):独特な土の香りと苦味、重たいボディ

    • トラジャ(Toraja):マンデリンよりもやや上品、香ばしさが特徴

    • ☕ しっかり濃いコーヒーが好きな人に。ミルクともよく合います。


◆ コーヒー選びのヒント:自分に合った豆の探し方

✔ 味の傾向で選ぶなら

  • フルーティー系 → エチオピア、ケニア

  • まろやか系 → コロンビア、ブラジル

  • ビター系 → インドネシア(マンデリン)

✔ シーンで選ぶなら

  • 朝の目覚めに → 爽やかな酸味の浅煎り(エチオピアなど)

  • デザートと一緒に → 甘みのある中深煎り(ブラジル、コロンビア)

  • ゆったり読書のお供 → 苦味が心地よい深煎り(マンデリン)


◆ まとめ|風味を知ればコーヒーはもっと楽しくなる

コーヒーは「ただの苦い飲み物」ではなく、産地や銘柄によって個性が豊かに広がる飲み物です。
少しずつ風味や香りの違いに気づいていくと、毎日の一杯が特別な時間になります。

まずは、気になる産地の銘柄を選んで、ゆっくり味わってみてください。
あなたの「好きな味」がきっと見つかりますよ。


🔖 おまけ:最初に試してみたいおすすめセット(例)

  • エチオピア・イルガチェフェ(浅煎り)

  • コロンビア・スプレモ(中煎り)

  • インドネシア・マンデリン(深煎り)

飲み比べることで、味の違いがぐっとわかりやすくなります!

埼玉県内で「コーヒー豆を気軽に買える」おすすめのお店を5店舗ご紹介します。初心者でも訪れやすく、焙煎したての豆を選べる専門店中心に選びました。


☕ 埼玉で気軽に訪れやすい!コーヒー豆専門店5選

1. Coffee REforme(リフォルメ) – 浦和

  • 住所:さいたま市南区大谷口

  • 特徴:約20種類の自家焙煎豆を100gから量り売り。リフォルメブレンドは酸味・甘味・苦味のバランスが良く、飽きにくい味わい oritie.jp+4コーヒー豆ランキング+4coffee-reforme.com+4

  • アクセス・料金:浦和駅から車で約11分/100g 550円~。


2. LIMENAS COFFEE – 所沢


3. COFFEE GALLERY COEDO – 川越

  • 住所:川越市松江町2‑3‑5(本川越駅から徒歩12分)

  • 特徴:世界約15か国の豆を店頭焙煎。スタッフから焙煎度や風味のアドバイスもあり、試飲サービスも充実 埼玉日和(さいたまびより)+1コーヒー豆ランキング+1

  • 料金例:200g 950円〜。カフェ併設、提供ドリンク500円前後。


4. KURIHARA COFFEE ROASTERS – さいたま市桜区


5. 幸音珈琲(さちねこぉひぃ) – 朝霞


🧭 比較しやすい選び方ポイント

店舗名 価格帯(100g) 豆の種類 焙煎スタイル 試飲・アドバイス カフェ併設
REforme(浦和) 約550円~ 約20種 店内自家焙煎 相談可 なし
LIMENAS(所沢) 約1,250円~ 約20種 スペシャルティ中心 アドバイスあり あり
GALLERY COEDO(川越) 約950円~ 約20種 注文焙煎 試飲/相談可 あり
KURIHARA(桜区) 約880円~ 約10種 品質重視(Qグレーダー) 専門評価あり テイクアウトのみ
幸音珈琲(朝霞) 約630円~ 約10種 小規模焙煎 話しやすい接客 あり

✅ 初心者におすすめの使い方

  1. 最寄り店舗を訪ねてみる

    • 駅近などアクセスが良いお店を気軽に試せます。

  2. 試飲やアドバイスを活用

    • お店によっては好みや味の傾向を相談できます。好みの酸味・苦味・香りを伝えてみましょう。

  3. 焙煎度や豆の種類を比較して購入

    • 浅煎り(酸味重視)、深煎り(コク重視)など、複数の豆を少量ずつ買って違いを楽しむのもおすすめです。


ぜひ上記のお店から気になる店舗に立ち寄って、ご自身の好みに合ったコーヒー豆に出会ってください。

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この記事を書いた人

都内で働くサラリーマン
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